油を見分けることでダイエット
１０ウィークダイエットで大事なことは食べることの他に食材を選ぶことも必要です。なぜならダイエットはただ痩せればいいだけではないと思うからです。そのためにいつも食べている物に自分の関心を向ける準備をする必要があると考えます。普段は何気なく食べていますが、もし少しでもそれらの食材や食物に関心を向けたら一気に進む方向が決まるでしょう。大事な事は自分や大切な家族の食生活にまっすぐに向き合って見ることです。きっと何かを感じ取ることができるはずです。ただおいしいということだけに関心が向いていればそれだけです。しかしおいしいことが前提でそれ以上に食材に関心を向け、本当の健康を実感しながらおいしい食事を作ることを次の目標においてみてはどうでしょう。
油といえばほとんどの人は健康やダイエットの天敵だと勘違いします。しかし油分は体内で重要な役割を持っていることに気がつけば適量を摂ることに反論はないはずです。単純に油分や脂肪というと高カロリーの元のようでカロリーオーバーになり肥満やメタボリックの元凶のように誤解してできるだけ摂らないようにすべきだと信じています。
けれども油分は健康維持には欠かせない栄養素のひとつだということをほとんどの人が忘れてしまっています。体内で生理活性物質を作り、細胞膜の原料となり細胞の中と外の栄養素のやり取りをスムーズにして代謝を良くし、赤血球でも細胞膜を軟らかく保つことで血の流れを正常にする働きがあるのです。
油に関心を向けると、なぜ今まで気がつかなかったのだろうと思ってしまうほどがっかりしてしまいます。それは油は簡単に見分けがついてその良いものを自分で選ぶことができるからです。油には大きく分けてｎ３系脂肪酸、ｎ６系脂肪酸、オレイン酸、飽和脂肪酸と４つの脂肪酸です。油の種類によってこれらの４つの割り合いがそれぞれ異なります。
私たちが普段、揚げ物や天ぷら、炒め物、添加物としての食物油脂などの加熱調理食品に使用されているのがｎ６系脂肪酸で代表的なのが最も使用されているサラダオイルやコーンオイルです。このｎ６系は人間の体内では生成されません。しかしほとんどの食品はこのｎ６系で作られています。このｎ６系は特に注意をしてみると加工食品や外食の大半で使用され、また添加物として入っています。つまりたくさんのｎ６系の食物ばかりが出回っているということです。逆にこれを使用していない食物を探す方が難しいほどです。しかしこのｎ６系オイルがハイリスキーなのです.....続きます。 今日から油の種類に関心を向けて棚をみてください。
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