フィットネスはダンス系が主流になる兆し
運動ダイエットのうち、静と動という２つの極があるとしたらヨガはまさに静の極です。ヨガはこの数年間、姿をいろいろなバリエーションに変化させてダイエットの世界に根を広げました。２０００年に入りアメリカから起こったヨガのブームは本場インドのヨガを凌ぎアメリカ人というよりもむしろカリフォルニアの人たちやニューヨーカーたちのニーズに答えた形となったようでした。カリフォルニアにもインドから渡った人たちによる大きな聖地ができています。
現在のヨガのブームはインドではお金持ちによってアメリカから逆輸入され洗練されたヨガとなって有名フィットネスクラブから始まりました。公園や街のスタジオでは一般の人たちがいろいろなグループに分かれてヨガを行っています。しかしそのほとんどが女性です。ラフティーヨガはやはりアメリカからの輸入です。インドでは男性がラフティーヨガをするのは、一般のヨガは女性がするものだからです。しかしヨガはもともと出家した行僧が行うはずです。けれども今のインドのヨガはアメリカから逆輸入された流行ダイエットだからです。この洗練された静なるヨガはこれからも延々と続いてゆくでしょう。そして何千年も続いてきたヨガも行者によって受け継がれていくのだろうと思います。
この逆の極であるのが動であるダンス系ダイエットです。先ごろからやはりアメリカで大流行しているズンバがあります。これはコロンビアのエアロビインストラクターが１９９９年頃に開発し、アメリカに持ち込んだフィットネスです。これはラテンダンスをそのままエアロビに取り入れて行います。そして最近はコアリズムという世界チャンピオンのラテンダンサーの２人が開発したフィットネスが出てきています。どちらにしてもラテンということですが、これが動の極を表したダンス系であるという共通点です。
フープダンスも同じように動の極に入ります。音楽に合わせてダンスをしながら脂肪燃焼を促す有酸素運動である点も共通しています。ラテンダンスではリズムに合わせて腰を使いステップを踏みますが、フープダンスも同様に腰を使いステップを踏みます。ラテンダンスには確固たるステップやルールがありますが、フープダンスにはたくさんのスキルがあり、そのスキルを操って個人のコンビネーションを作り音楽に合わせてダンスをします。ヨガの静に飽きたり、すでに次を探している流行ダイエット好きの方にお奨めなのがダンス系ダイエットなのです。ヨガのようにほとんどのダイエットブームはアメリカから輸入されてきます。これから流行るのもやはりアメリカからやってくるダンス系ダイエットなのです。この兆しはもう見えていますか？
正しいフラフープの回し方を覚えてコアマッスルを鍛え、３０分を越える有酸素運動をすることによって期待通りのシェイプが可能になります。フラフープダイエットは誰にでも楽しみながらできるフィットネスです。
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